私がワーママはるさんの「やめる時間術」を購入したのは、
私が2回目の育休中で、復職する3ヶ月前でした。
育休中に音声配信アプリ「Voicy」に出会い、ワーママはるさんのフォロワーになりました。
この記事では、ワーママはるさんの「やめる時間術」を読んだ感想と、
私が「やめる時間術」を実践した場面についてご紹介します。
やめる時間術とは『見える化→引き算→足し算』
この本で紹介されている時間術は、次の3ステップです。
- 「見えない時間」を「見える化」する
- 自分の価値観にそって「時間を引き算」する
- 「引き算」から生まれた時間を「人生の足し算」に使う
時間は目に見えないので、
「何にどれだけの時間を使ったのか」
を記録して見える化することが最初のステップです。
- 24時間のバーチカル手帳
- 付箋
で視覚化する方法が紹介されています。
2ステップ目は、自分の使った時間の中にやめることができる時間を探します。
やめる時間を探すポイントは「自分の人生で優先度が高いか」です。
自分の人生で「床拭き掃除」の優先度が低いと思うなら、
床拭きロボットを導入したり、週1回だけに回数を減らして、やめていくのです。
こうして捻出された時間を使って、何をするか?
著者であるワーママはること尾石晴さんがオススメするのは、
「人生を豊かにする時間」を足し算していくことです。
この時間でまばらに打った点が、後の人生で点と点がつながって線となり、面となって、
自分の人生を豊かにしてくれるのです。
育休からの復職後、暗闇から救ってくれた一冊
この「やめる時間術」を実践したのは、2回目の育休から復職した仕事でした。
暗黒の復職3ヶ月間、何だか仕事も達成感がなく、
どんどん増えていく仕事に押しつぶされていました。
泣きながら、子供二人を寝かしつけていたこともありました。
そこで「やめる時間術」に書いているとおり、仕事中の時間の使い方を見える化してみました。
手帳に手書きする時間は無かったので、
OUTLOOKのスケジュールに記録していきました。
何のタスクを、いつ、どのくらい時間をかけたかを記録しました。
記録しながら実感したことは、次の3つです。
- 残っているタスクが気になって、目の前のタスクに集中していないこと
- タスクをこなす段取りを考えるのに時間がかかっていること
- タスクの目途がたっていないことがストレスになっていること
そこで、タスクを全て洗い出し、OUTLOOKのスケジュールにはめ込んでいきました。
仕事貯めすぎて、タスクの洗い出しするために残業しました。
タスクをどの順番でいつやるか目途が見えてから、その効果は特に次の3つありました。
- タスクが増えても、優先順位をつけるのが楽になった
- 納期の調整や断ることができるようになった
- スケジュールは社内メンバにも見えるので、タスク量が共有できた
私にとって、タスク整理する時間は必要不可欠だとわかったので、
タスク整理時間を退勤前1時間確保しておくようにしています。
ワーママはるさんのVoicyは学びだらけ
著者の尾石晴さんは、音声メディア「Voicy」で、「ワーママはるラジオ」を配信しています。
2022年2月現在で8.1万人のフォロワーがいるトップパーソナリティです。
家事・育児面での「やめ術」はワーママはるラジオから習得
Voicyでは「ワーママは賢く強かに楽しく生きよ」というテーマで、
ワーママ目線でのライフハックや思考について語られています。
学びが多い。多すぎてパンクしそうになるほど。。。有益。
書籍「やめる時間術」は、仕事面で有益だったと書きましたが、
決して家事・育児面で、無益だったわけではありません。
書籍を読む前に、はるさんのVoicyをきいて、家事・育児面は既にやめきっていたのです。
また、はるさんのVoicyをきいて、
- 自分軸での考え方の大切さ
- 多様な考え方があること
も実感しました。
育休中の人は必見!見える化の大切さを実感した本
見えない時間を見える化するのは、「やめる」引き算や、「人生の点打ち」の足し算よりも
とても「しんどい」作業です。
ですが、その辛いリスクをとってでもする価値があるなと、書籍を読んで実践してみて実感しました。
育休中の方にはぜひおすすめしたい本です。
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