ワンオペで発達障害児とイヤイヤ期幼児を連れて無事に避難するための備え。2021年3月版我が家の防災グッズをご紹介。

防災

3月11日は東日本大震災が発生した日です。

今年は震災発生から10年の節目の年。

我が家の防災グッズもこれを機に見直しをしました。

防災グッズや家族構成や住まいの地域などで内容も変わってきます。

この記事では、発達障害児と幼児をワンオペで避難することを想定した防災グッズをご紹介します。

災害発生。そのとき家族は?

防災グッズをご紹介するにあたって、前提となる家族構成をご紹介します。

我が家の状況は次の通りです。

  • 夫 :職業柄災害が発生すると仕事に行く
  • 私 :子供と自分を守る
  • 息子(年長):軽度知的障害を伴うASD、平日は保育園
  • 娘(1歳8ヵ月) : 幼児。平日は兄と同じ保育園。

 

災害が起こったらどうなる?

災害ごとに我が家がとる行動をご紹介します。

自治体から配布された防災ノートに防災マップや避難場所が書かれており、参考になりました。

住んでいる場所によって、何の災害に向けて特に備える必要があるか変わってくるため、

防災グッズ作りの参考にしてください。

洪水

我が家の場合は、高台に家があり浸水は発生しても1m未満と影響が低い地域です。

ですが、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)のため、

避難指示や避難勧告が発令されれば、私と子供の3人で避難します。

 

地震

2017年に平屋を新築しているため、耐震構造は問題なく、

平屋であることからも地震には強い家になっています。

自宅が倒壊しない限りは、自宅で避難することになります。

ただし液状化する可能性が高い地域のため、自宅が傾いたりライフラインが止まることが想定されます。

 

我が家の防災グッズをご紹介

防災グッズを準備するにあたって参考にしたのは、次のチェックリストです。

減災グッズチェックリスト(出典:阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター)

これによると、非常時に備える3ステップとして、

  • 1次の備え(非常持ち出し品)
  • 2次の備え(安心ストック)
  • 0次の備え(いつも携帯)

を準備することが薦められています。

まず最初に1次の備えを準備します。

その後、いつも携帯する防災グッズや安心のストックを備えるといいそうです。

我が家の1次の備えの想定は、夫は仕事に行き、子供2人を私が連れて避難する想定です。

私一人で持ち運べる量になるので、かなり最低限の内容になっています。

内容は衣・食・住・衛・光・医の構成で作っています。

左から私用・息子用・娘用の服をそれぞれジップバッグに入れています。

できるだけ空気を抜いてリュックに詰めやすくしています。

息子用の服です。全て1枚ずつです。

  • 長袖カットソー
  • 半袖シャツ
  • 長ズボン
  • パンツ

夏で暑い場合は、長袖カットソーは着ず、半袖シャツのみにします。

必要であれば、長袖を半袖にカットすればいいと思います。

 

娘用の服です。同じく1枚ずつです。

  • 長袖カットソー
  • 半袖シャツ
  • 7部丈ズボン
  • 大判ガーゼタオル

肌寒い時に羽織ったり、何かと使えるガーゼタオルも入れてます。

 

避難所で配給が始まるまでの食事と、2次の備えとして備蓄を兼ねた内容にしています。

  • 防災食(6食)
  • 水(500ml×3)
  • ヒートパック
  • 割箸・スプーン
  • プラスチックコップ

 

この防災食を購入した理由は、子供の好みのオカズだったからです。

温めなくてもそのまま食べられるのも嬉しいポイントです。

水は長期保存水は高いので、通常の飲料水を入れてます。

利用しやすいように2リットルではなく、500mlにしました。

避難所で過ごすために必要な用品です。

  • 給水タンク
  • レジャーシート
  • レインコート
  • ナイロン袋
  • アルミブランケット
  • ボックスティッシュ
  • ガーゼタオル(衣とダブって登場)
  • スリッパ
  • 軍手・手袋

このグループは一度用意してしまえば、消費しない限りは見直しの必要はないものになります。

衛(衛生)

私は女性ですし、娘はまだオムツがはずれていません。

コロナ禍ですし、衛生用品は大切です。

  • 携帯トイレ
  • マスク
  • オムツ(Lサイズ10枚)
  • 常備薬の保湿剤
  • アルコールジェル
  • おしりふき
  • 歯ブラシ(大人用2本・子供用2本)
  • 除菌ウェットティッシュ
  • 生理用品

オムツは10枚です。

1日4枚使う計算で2日は耐えられます。

おしりふきは身体や手を拭くのに便利なので、携帯用ではなく通常サイズを選びました。

災害が発生するとライフラインがストップすることもあります。

避難先も学校の体育館などになると、あまり恵まれた設備はありません。

また避難先への道中にも必要な場合があるでしょう。

我が家では次のものを準備しています。

  • チャッカマン
  • ラジオ付きライト
  • ロープ
  • 電池
  • ローソク
  • ヘッドライト

医(医療)

写真はなんのこっちゃですが、

次のものをこのケースに入れています。

身分証明や医療を受けるために必要なものです。

  • 診察券コピー
  • 保険証コピー
  • 母子手帳コピー
  • 受給者証コピー
  • 療育手帳コピー

 

リュックに詰めて収納

リュックは防災用ではなく普通のリュックです。

外側のポケットにヘッドライトと電池を入れています。

 

中身を詰めるとパンパンでかなり重たいです。

ホイッスルを上のベルトにくくりつけています。

またペットボトルを1本だけ外側のポケットに入れています。

 

ホイッスルは100円ショップのものですが、つけ外しがやりやすいようになっていました。

このままだと引っ張るとすぐに外れてしまうので、片結びしました。

 

玄関収納に収納しました。 背の低い私でも取り出せる位置にしています。

おすすめ書籍

子連れの避難に備えて、防災グッズを作るのは色々な考慮が必要です。

我が家の防災グッズがどなたかの参考になれば幸いです。

 

この記事を書いた人
ママランド

時短勤務の会社員SE (システムエンジニア)ワーママ。1985年生まれ。夫と、軽度知的障害を伴う自閉スペクトラム症の息子・定型発達の娘の4人ぐらし。発達障害児とワーママが心にゆとりのある暮らしを目指して発信しています。

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