皆さんはどのように家計管理をしていますか?
お小遣い制度、項目毎に分担など、やり方は色々あると思います。
我が家は、夫婦別財布で家計管理をしています。
ですが始めた当初は、どのように管理すれば良いのか具体例がなかったり、
そもそも夫婦別財布は浪費してしまうという記事も目にしました。
この記事では結婚して5年以上になる我が家で確立した、夫婦別財布での家計管理方法をご紹介します。
1:『按分型』夫婦別財布での家計管理方法とは?
我が家が採用している「按分型夫婦別財布」を簡単に説明すると、
毎月の支出を、夫婦の収入の割合に合わせて負担する方法です。
具体的な数字で説明しましょう。
- 家族支出:20万
- 夫の収入:30万
- 妻の収入:20万
夫の収入が30万、妻の収入が20万、合計50万の収入がある場合、
その割合は、夫が6割・妻が4割となります。
この6:4で支出をそれぞれ負担するので、夫が12万、妻が8万となります。
【支出の分担額】
- 夫:12万
- 妻:8万
夫婦それぞれがこの金額を家族口座に振り込みます。
2:家族支出とは何か?
先ほどからチラチラ「家族支出」という言葉が出てきていますが、
我が家の支出は、家族支出と個人支出の2種類に分けています。
家族支出とは、家族として一緒に生活する上で必要な共益費みたいなものです。
具体的には次のような固定費と変動費があります。
固定費
- 住居費:住宅ローン
- 通信費:家のWi-Fi
- 教育費:子供の保育料・療育費・講演費用
- 固定資産税:自宅の固定資産税
- 自動車税:車2台分
- 新聞:地方新聞
変動費
- 食費
- 日用品費
- 水光熱費:オール電化。ガス代はありません。
- 医療費
- ガソリン代
- レジャー費
個人支出の用途は何か?
反対に個人支出に分類している物には、次のような支出があります。
- 自分のスマホ通信費
- 衣服
- 美容
- 個人での外食(仕事中のランチ代・会社の飲み会)
- 投資
- 生命保険
3:家族口座とは何か?
支出を個人と家族の2つで分けていたように、
銀行口座も家族口座と個人口座に分けています。
家族口座から、家族支出が引き落とされるように設定しています。
毎月、按分した家族支出の負担額をそれぞれ家族口座に振り込んでいます。
家族口座には楽天銀行と地銀を利用
我が家の家族口座は2つあります。
1つは楽天銀行です。楽天経済圏で生活しているので選びました。
家族が使う日用品などを楽天市場で購入した場合、
楽天カード経由でこの楽天銀行の家族口座から引き落とされるように設定しています。
2つ目は地元の地銀です。
楽天銀行だけに集約したかったのですが、保育料や各種税金などが楽天銀行に対応されていないものがあり、泣く泣く2つの口座で管理しています。
ちなみに楽天銀行は妻名義、地銀は夫名義です。
夫婦ともに住信SBIネット銀行を利用
個人口座は、夫婦ともに住信SBIネット銀行を給料振込口座として利用しています。
按分型夫婦別財布で管理すると、毎月の振込が必要です。
住信SBIネット銀行なら、条件をクリアすれば振込手数料が必要ないため、2人とも採用しています。
また、コンビニATMから現金を引き落とせるのも便利です。
4:按分型夫婦別財布という管理法とメリット・デメリット
【STEP1】今月の夫婦の収入がいくらだったか確認
【STEP2】夫婦の収入の割合を算出
【STEP3】今月の支出(家族支出)がいくらか算出
【STEP4】夫婦それぞれ家族口座に振り込み
メリット
- 夫婦の金銭的負担が公平にできる。
- 夫婦ともに家計全体を意識するようになる。
- お互いの嗜好品に嫌な気持ちにならない。
- 育休中など収入が減った場合も、それに合わせて負担金額も減らせることができる。
デメリット
- 毎月の締め処理が必要。家族支出の算出・按分の計算がどうしても手動になる。
- 毎月異なる額を振り込みする手間が発生する。
5:夫婦別財布にするなら按分型がオススメ!
我が家は「按分型」夫婦別財布という家計管理方法で、家計の黒字化・貯金もできています。
相手の面倒を見るとか、相手に養ってもらうという考え方もありません。
とにかく夫婦平等にと考えて作った仕組みです。
どなたかの参考になればうれしいです。
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