皆さんストレングスファインダーをご存知でしょうか?
ストレングスファインダーとは、177問の質問に答えると自分の34の資質の順位がわかるというものです。ギャラップ社が提供しているもので、今ではクリフトンストレングスに名称が変わっています。
ストレングスファインダー受けてみたけど、その後どうしたらいいかわからないという方は多いのではないでしょうか?
ギャラップ認定コーチのコーチングを検討したけど高額で受講を躊躇している方も多いかと思います。
この記事では、私がストレングスファインダーを受けた後に、無料でできる範囲で、何をやって、どう活かしたかをご紹介します。
1:上位5資質を調べる。
1-1:YouTubeやブログを調べる。
ストレングスファインダーは結果がレポートにまとめられています。
読んでも納得できる内容ですが、ではどうすればいいかということは書かれていません。
そこで私はYouTubeやブログで自分の上位5資質を検索しました。
ただ、34資質全てについて解説されているチャンネルや記事はなかなかありませんので、自分が該当する資質を解説しているコンテンツを探してみてください。
おすすめYouTubeチャンネル
オススメのチャンネルはこちらです。
- 八木甚平の自己理解チャンネル
- 知識茂雄の強み開発にチャンネル
- 徳さんのストレングスコーチング
これらのチャンネルは資質それぞれについてわかりやすく解説してくれています。
おすすめコミュニティ
上手く自分の資質が探せない人は、コミュニティに参加するのもひとつの手です。
リベラルアーツシティ(リベシティ)参加者募集中! | リベラルアーツ大学 (liberaluni.com)
私はリベラルアーツシティ(通称リベシティ)に所属していましたが、リベシティ内にはストレングスファインダーの理解を深めるためのチャットルームが開設されており、住人同士で資質に関するエピソードを相互提供されたりしていました。
1-2:調べる時の注意点
動画なり記事なりをインプットする際に、ただインプットするだけでなく、
自分の仕事や日常生活ではどうだったか、同じことはなかったかを考えながらインプットすると効果的です。
例えば動画で、
『最上志向は優秀な人を見付けることができるけど、優秀かどうかで判断しがち。』
という解説があったとします。その時、自分の過去を振り返り、
『仕事で○○さんは優秀だったから、残業してても楽しかったな。』
『でも、××さんは全然仕事できなかったから、できるだけ一緒に仕事しないようにしてたな。』
と該当するエピソードはないか考えることで理解が深まります。
2:上位5資質の真逆にあたる資質を調べる。
調べ方や注意点は上位資質を調べるときと同じです。
例えば、調和性の逆の資質は指令制です。
指令制の解説に、
『率直な物言いで決断力ある。最終判断を自分ですることを重んじるが、人の意見を聞かないわけではない。』
があったとします。
これに対して過去の自分のエピソードを振り返り、
『△△さんって、率直に人の批判するから、周りの人何も言えないんだよね、、、
△△さんってもしかして指令性じゃない?だから苦手だったのかも。』
『確かに材料そろえて話したら、納得してくれるんだよね。苦手だけど味方してくれる時は頼もしいよなぁ。』
といった感じです。
3:過去を振り返る
3-1:良いエピソード・悪いエピソードを書き出す
自分の資質についてインプットを深めたら、さらに過去を振り返って、エピソードをアウトプットします。
自分が『成功した!』『楽しかった!』と思うような、いいエピソードで上位資質が発揮されていないか?
または、『失敗してしまった』『あんな仕事2度としたくない』という悪いエピソードで下位資質が発揮されていないか?または上位が裏目にでていないか?
紙に箇条書きで列挙してもいいですし、私はマインドマップに書き出しました。
3-2:環境に注目する
洗い出したエピソードに何か共通する環境がないか考えます。
- 良いエピソードが継続・再現できるようにするには、どんな環境が必要か
- 悪いエピソードの時、もっと本当はこうしたかった
等です。例えば、
- 上手く行く時は、いつもこの人に助けてもらった
- 失敗するときは細かい仕事内容のときだった
です。
4:私の資質の活用方法
4-1:ストレングスファインダーを受けた目的
私は2人目の育休中にストレングスファインダーを受けました。
自分の強みを知って、復職後の働き方に活かしたかったからです。
もっと的を絞ると、復職前に上司と行う面談で、ストレングスファインダーの結果を根拠に、復職後の仕事内容を限定したかったからです。
4-2:自己分析
私の上位5資質は、
- 最上志向
- 調和性
- 公平性
- 規律性
- 適応性
です。
最上志向が一位のため、持ち物などこだわりが高い一方で、興味のないことにやる気が起きません。
私の場合、家事育児には全力を尽くしますが、仕事は4位の規律性で、なんとかルーティン化し淡々とこなせないかを常に考えています。
職場に指令制らしき苦手な方もいますが、指令制の特性を理解できたので、接し方がわかり、割り切ることができました。
4-3:復職後の希望の働き方
上司には、復職後はルーティンワーク中心の仕事と、顧客とのやりとりをする役割を希望しようと思っています。
そこには私の苦手とするトラブルが発生することもあると思いますが、その場合も、規律性や適応性を活かせるようにマニュアルを作成したりして対応したいと思っています。
これが私の強みを活かせる仕事だとわかったからです。
面談結果、復職後の実際の働き方についてはまた追って記事にまとめようと思います。
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